数打ちゃ向上するのか?ライティングスキル!

最近タイピングが楽しいから…

   『 プロットまたは企画の仕様書を作れること 』

 

先日、仕事で怪我して左手中指を打撲してしまった、いまだに回復せずに完全には曲がらない。
ギターは今後今まで通りに弾けるだろうか。でも、とりあえず、パソコンのタイピングが出来れば、今はそれでいい。
正直ギターが弾けなくなるのはちょっと寂しいけど、今後は趣味よりも、仕事・・・というかお金を稼ぐということを重点に考えて行動に移していかなければいけないから、タイピングできることの方が重要になる。

あと、手作業…つまり、物理的な技術向上よりも、発想力というかアイデアというか、クリエイティブな思考力を磨いていく方を重点的にしていきたい。
単純に手作業は楽しいけど、作品というものは、やはり頭を使わないと、人に伝わる作品にはならない。
絵で言えば、『 落書き 』ということ。

今まで落書きは腐るほど描いてきてるけど、作品はと呼べるものは、本当に少ない。
そもそも、僕自身『 作品 』とすら思っていない。PIXIV 作品を上げているけど、少ないが比較的評価をされてるものでさえ、人との共同作業での作品なのだ。

楽しく、人に評価されて、フォロワーが1万人ついてる状態を手にしたい。夢のようだ。
しかし、叶わないってことはないだろうと思う。
自分の発想力やアイデア力を信じよう!!
時間はかかるけど、自分を信じて形にしてみよう!!

『 …もしかしたら… 』と、絵を描くことよりも、タイピングしてる方が楽しいんじゃないとさえ、最近は感じてしまう。なぜかというと、気持ちよくスピーディに文字を打つことが出来るようになったからだ!!
もちろん、誤字脱字は多々あるけど…。
まずは、『 質より量 』をこなして、文章を考える余裕を持てるくらいにならないといけないんだろう。
多分その先に、『 量より質 』の世界が待っているのだろう。

絵もそうなのかもしれない。絵の場合はかなり時間がかかるだろうけど、それでも1年か2年ってところだろうと踏んでいる。

惜しいな~と思うものは、ギター…。本当にこれに費やした時間は人生の半分!これを糧にできなければ、これは大いに時間と労力の無駄ということになってしまいかねない。(本当はそんなことはないんだけど…)
まぁいずれ…いずれねッ!?言葉をうまく扱えるようになったとき、機会があったら、その時はよろしくお願いします。
『 ギターの神様 』。…まぁギターやってなかったら、音楽の分野なんて関わることさえなかったかもしれない。

これからは、とにかく『 創造のフォーマット 』を作ることが重要だ!!

型が出来れば、それを基本にして、分野問わず、たくさんの作品を量産することが出来ると、算段しているのだ。
僕はとにかく、様々な分野において『 量 』をこなしていない。考えることが好きなので、今までアウトプットを疎かにしてしまっていた。

もし、文章を書くにしても、まず『 プロット 』というか、企画段階の『 仕様書 』というか、そういうものを作って、ラフ → 清書 → 仕上げ がスムーズにできるようになれると断言できる!
後は、あきらめずに実行し続けることが大切なんだ。

結局、環境構築から始まらなきゃいけないのか?

昨夜の話。

ドットインストールを月1,080課金して始めたけど、

『講義画面』と
『自分で打つプログラミング画面』と
『その打ったプログラミングを実行できているか確認するターミナル画面』が
一つのモニターでできるから、ローカル環境?を構築しなくても済む。

 

PHPとか入門編のPyhtonとかRubyとか触れられるから
プログラミングを再チャレンジする自分には便利だ。

 

まだプログラミング初心者の域は全然抜けてはいない自分には、
『今はドットインストールの講義でも受けとけ』って段階だからいい。

けど、流行りのPythonを学びたい自分にとっては、
デバックとか実行できる環境を作れなきゃだめだ。
だが知識的に困難。

 

ドットインストールはPythonの講義は、古いレッスンの枠に入ってて、
『ローカル環境のサポートを終了しました。』と出ている。

 

基礎の基礎をもう少し掘り下げて学びたかったのに残念。

ドットインストールでは、Dockerで環境構築できるよみたいなことを言ってる講義があったけど、インストールしてみたけど、ターミナルが動かない・・・動いているけど、

PHPがインストールされてない』ってい表示されるし・・・。

 

PHPをインストールしたいのだが、なぜかPHP公式サイトにいってダウンロードしても、インストールができない・・・。

マニュアル人間の自分には、やはり、基本から学んでいくべきなのかもしれない。

 

そう思って、今日に至る。

 

以前使っていたAWS。新規登録か12か月経つと無料期間が終わる。

その無料期間は当に過ぎてる。

 

課金してもいいのだが、AWSの設定やら用語やら、やっぱりよくわからないので、

結局、プログラミング言語を覚える前に、Web環境とかも学んでいかなきゃいけないんだね。

 

 

ゲーム作りやるために頑張ろう。

 

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参考にしている本

ユニットバスに閉じ込められた話

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

午前11時。。。

うだるような暑さに寝ぼけ眼で起床する。

起きれば誰もがトイレをもよおすだろう。

1Kの床面積20㎡の練馬区の部屋に住んでいる。

トイレと風呂が一緒になっているユニットバス(以下 UB)のドアノブを回す。

ガチャガチャッ・・・、『 回らない?』 。

もう一度、ガチャガチャッ・・・ガチャン! UBのドアが開いた。

ドアノブの故障。すぐさま、管理会社へ連絡。

10分後に修理業者から連絡が入る。

「ああ、そんな感じですか?じゃあ、1週間後に修理に伺うんで、とりあえずドアノブ外して、対応してください。」

業者に言われた通り、プラスドライバーを使ってドアノブを外す。

ドアノブを外したドア側の内部構造は、非常にシンプルだった。

 

ドアノブの大きさの 【 丸い穴 】が開いていて、そこにドアの内部の側面から

【 縦 1.5㎝ × 横 5㎝ × 奥行 0.7㎝位 】のアルミ素材の棒が 横向きに突き出している。

更にその突き出している棒の先端部分に ドアノブが回るように【 0.6㎝ 】の正方形の穴が開いている。

 

『 へぇー、こんな風になってんだ・・・』そう思いながら、起床時の尿意を思い出した。

UBのドアを閉めないようにして、トイレを済ませる。

今日は、ここ最近のハードスケジュールで、用事の無い日 とは無縁だった、オフの日 である。

『何をしようかな?! バイクで何処かに行こうかな?! 神奈川の海岸までカッ飛ばして行っちゃう?!』

 そんなことを考えながら、灼熱の太陽の下にさらされた、木造2階建てアパートの角部屋はサウナ状態で、全身から汗が噴き出している。

「まずシャワー浴びッペ。」

 

寝間着を脱いで、全身素っ裸で勢いよくUBに入る。

UB内は、左に便器と右に風呂釜、その境界線に洗面台と鏡。洗面台の左には、歯ブラシなどの小物を置ける台、窓なしの壁。唯一、外とつながっている換気扇。

 

髪をあわあわ・・肌をゴシゴシ・・ヒゲをジョリジョリ・・全身を洗うことで日々のストレスが洗い流されていく。

きれいさっぱり。

 

んんやっぱり、海へ行こう!そう考えがまとまって、UBを出ようとして・・・あれっ!?出れない・・・。出られない!?

 

UBのドアが閉まっている。

そう、先ほど修理業者の予約が取れた時点で、ドアノブの故障の一件が解決したと思い込んで、のんきになって勢いよくUBに飛び込んでしまったことで、ドアが閉めてしまった。


サーッと顔が青ざめる。

『どうしよう・・・。えっ?!本当に出られないの? 出る手立ては、何か!?そうだ、ケータイ・・・』
シャワーを浴びる前に、いつものようにケータイは、着替えと一緒にUBの外に置いている。

 

手が、全身が震えてきた。

 

「ウーウオォォーーーーー!!」

「ウリャッ!ウォリャッ!!オラオラオラーーーー!!!」

何を思ったのか、血迷ったのか、勢いをつけて、ドアに体当たり!殴る!蹴る!の暴威に走ったのだ。


当然、ドアは開くはずもなく、茫然自失でいる目の前に映ったのは、殴打で歪んだUBのドアだった。

ふと我に返る。

『・・・これ弁償かな・・・そりゃそうだよね。』

「UBに閉じ込められたんですよ~。このままじゃ死んじゃう!と思って、勢い余ってしてしまった行為なので、許してください・・・お願いします。」


そんな理由で弁償を免れることができるんだろうか・・・。

 

UBから生還してもいないのに、そんなしょうもないことを考えている自分は馬鹿なのか!?

とりあえず落ち着こう、冷静になって脱出案を考えるんだ。そう思って、いつもは飲まない少しぬるい水道水を飲む。

 

そうだ、このドアノブがあった部分、この四角い部分を回せれば、ドアが開く!!
ハマるものは何かないのか!?

そう思って、【 0.6cm 四方の穴 】に、歯ブラシの毛先、歯ブラシの柄をあてがってみる。全然ダメ。話にならない。

この穴に差し込めるもの、何か・・・小指、小指だ!

小指を突っ込む。もっと突っ込む!痛いと思っても突っ込む!!少し穴にかかった気がした。 今だッ!!
全身のあらゆる神経を集中させて、目を血走らせながら気合を入れた!!

「んふおおおぉぉぉーーーーーっっ!!」
『痛いっ涙が出るほど痛い!!痛いけどまだだ!! まだこの穴は回ってはいないーーッっ!!!回ってくれーーー!!!!』

 

突っ込みながら回すこと、10秒。呆気なく戦いは破れた。

視界に映るのは、赤くいびつな形をした右手小指の先端と、ドアノブの大きさをした穴の、その向こう側にある玄関の壁だった・・・。

UBのドア一枚の隔たりが、あっけなく日常の自由の前にそびえ立っている。

自力がだめなら、他人の力を借りるしかない!

 

『他に考えられる案は?』


1.外に通じてる唯一の換気扇から大声で助けを呼ぶ。
2.角部屋なので唯一の隣人に助けを手伝ってもらう。

 

まず1.

1.の案には疑念がある。それは、運転中の換気扇のに自分の声が勝って、外の誰かに届くのか!?ということ。

アパート周辺は閑静な住宅街。
このアパート全体と周辺の住宅までの距離は、4M以上、
このUBの換気扇の位置からは、20M以上は離れている。

誰がどんなタイミングで、自分の声に気づいてくれるかわからないため、大声を出し続けなければいけない。


まだ起きてから、食事はしていない。叫び続けられるだけのパワーはあるのだろうか?
それに、なんと言えばいいのか?

どんなセリフなら、的確にこのアパートの角部屋とわかってくれるだろうか!?

 

次に2.

隣人には以前、夜にバッタリ会ったことがあって、「ギターを弾いてるんですけど、うるさくないか?」と、たずねたことがあった。


「全然気にしないでください。私は(どこどこの~)店長やってて、帰ってくるのがいつも夜遅いんで(23~0時位)。」


確かにいつも遅い。誰かの家に泊ってるのか・・・帰ってきてない日もよくある。

隣人の彼を待つにも今は昼の正午くらいだろう、12時間くらいは待たなければならない。しかも、最悪、何日か帰ってこないかもしれない。


そうなったら、自分の生命が待ってくれない。いや、水だけで生きられるのって何日だっけ!?
いやいや、待てても、回り続けている換気扇に弱弱しくなった自分の声が勝てるのか!?

しかもしかも、時間を示すものもないこの空間で、彼が帰ってくるタイミング、23時~0時のピンポイントを探り当てなければいけない。

これも至難の業だ・・・。

 

それに 1.2. にも言えることだが、、、

共に、【 第一発見者に全裸を見られる 】ことは、まぬがれられない!!ということ。

そして、ニュースにならないまでも珍事件として、周辺の住人に笑いのネタになること間違いなしで、精神的苦痛とショックを味わい、この気に入った地域を出ていくことになるだろう。

 

生き延びても、悲しい現実が待っているだろうが、自分の命と引き換えなら致し方ない!

まだ死にたくない!
まだこの人生でまだ何も成し遂げられていないじゃないか!! 
まだ死ぬには、早い!!

よしやるぞ!! どっちの案でやるのが最適か、どっちもやるとしても、体力的な配分を考えなれてばならない・・・。

 

あれこれ考えて、試行錯誤して・・・

気が付けば、いつものように、脱線して妄想して、時間が経過していく。

 

『・・・本当にやるのか!?。全裸で助け出されて・・・、でもまだ、女じゃなくてよかったな・・・。
女だったら、「お嫁にいけない・・・」とかセリフを吐くのかな?そもそも、そんな玉の女として生まれていたんだろうか・・・』

日常だけど、日常じゃないこの閉鎖的状況に、ボーっとしていく。

内心焦っているのに、なぜだかボーっとしていく。 何も解決されないのに・・・。

 

いつの間にか、風呂釜にしゃがみ込み、天井を仰げば、湿気の水滴がポタポタ落ちている。
その落ちる水滴を追っていくと、その視界に入るのは、プラスチックの床と、そこに取り付けられている便器。

その便座がズレている。

『ああ、座ってお尻をふくときに、左に重心を寄せるから、ズレるのかな・・・。元の位置に戻さなきゃ・・・。』
そう思って、便器と便座が接続されてる箇所を見ると、プラスチック製のネジで止められている。
そのプラネジを外して、便器と便座の位置を合わせて、プラネジを止める。

 

『こんな緊急事態の状況で、俺は何をやってるんだろう。』
ふと我に戻った瞬間だった。

『あれっ・・ネジ・・プラネジ・・ハマるんじゃね!?』

急に降って湧いたこの閃きが、武者震いを起こし、全身が震える状態で便座を外していくが、思うように外せなく時間がかかる。

やっとの思いで、便座のプラネジを手にして、ドアの【 0.6cm 四方の穴 】に震える手で恐る恐るあてがう。

コツッ!!と小さな音を立てる。

『あ・・あれっ!?入らない・・・。オイッ!! 漫画とか小説とか、こういう場面ならハマるんじゃねーのか!?? 現実はそう甘くねぇーのかッよ!? ノ(# `Д´)ノオオオォォォ-オオオォォォーーーーーーーーー!!!!』

 

 

・・・ドアが開いた・・・。

外の世界の光が差し込んでくる。

生還したのだ。誰の手も借りずに。

【 自室のUBから全裸で救出される?! 】

この珍事件から、体面を守ったのだ。

 

『よくやった!素晴らしい!!オレッ!!!』


全エネルギーを使って歓喜のガッツポーズに酔いしれいているその前には、

瞬間的に沸き上がった怒りを受けたプラネジが、

無残まま、窮屈そうに【 0.6cm 四方の穴 】に押し込まれていた。